刺激があるから、プロになれる。日本写真映像専門学校です。

今回ご紹介するのは「絵コンテ」です。

日本写真映像専門学校　学生CM課題コンテ

「画コンテ」と表記する人もいます。絵で説明する事を意識しているか、画角や構図の説明を意識しているかで変わるみたいですね。

「百聞は一見にしかず」と言われる通り、どのような映像と音声で作品ができあがるのか、一目瞭然で分かるようになっているのですが、スタッフからすれば設計図にもなっている優れもの。

構図を確認してカメラ位置や機材を決定したり、音楽や音声の準備をしたり。CMなど時間が短いものは必ずコンテに秒数を明記して、ストップウォッチを片手に撮影していきます。

絵だけではなく、必ず文章としてもどういう映像なのか説明がつきます。

この他にも、文字だけで説明をする「字コンテ」や、もう少し説明を省いてマンガ調になった「ストーリーボード」、絵ではなく写真を使った「写真コンテ」など種類も色々。

CMなどでは、仕事がとれるかがコンテにかかっていますので、プロのイラストレーターに発注して１コマ１コマ描いてもらう事も。

写真コンテの一例

製作中や仕上げの段階でも、演出が加えられたり、変更されたりもしますが、大筋はこの段階で決定される非常に大事な行程。

それだけコンテは重要なので、コンテだけのコンテストもあるほど。
是非皆さんも挑戦してみて下さい。