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SHASEN お仕事図鑑

【舞台-01】舞台美術

舞台美術とは、舞台空間のデザインを行い、舞台上の装置や装飾を制作する部署です。また、小道具や背景の制作も含まれ、舞台上の目に見えるところすべての装置や装飾、小道具などを制作します。

《流れ》まずは脚本家、演出家の意図を汲みとります。どういったイメージ、物が必要かを綿密な打ち合わせのもと共有します。そのうえでプランを作成し、OKがでたら制作していきます。

プラン図面はこのようなものです!!

演出家の意図を汲み、図面上で形にしたものがこのような図面です。さらには、具体的にイメージしやすいように模型を作ることもあります。舞台がどれだけ高くて、どこを通ることができるのか、などを確認することができます。

制作したものは劇場にて組み立てを行い、公演が終わればバラシをして持ち帰るまでが仕事です。

私たち映像クリエイション学科、舞台製作コースでは、学校内に公演可能なホールがあるため、上記の流れを学校内で行うことができます。また、制作したものを外の劇場に運ぶこともあります。その際は、劇場の搬入口の大きさなどを考えて制作し、劇場内でつなぎ合わせて組み立てます。

美術は脚本家、演出家の頭の中にあるイメージを実際に具現化する役割です。

忠実に具現化することも大切ですが、脚本から読み取った世界観を自らの想像力を駆使し、伝えていくこともまた大切な力となります。

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