【SHASENコンテスト_結果発表】
刺激があるから、プロになれる。
写真、映画・テレビ、舞台・演劇業界で活躍する人材の育成を目指す日本写真映像専門学校です。
日本写真映像専門学校は設立60年以上、写真・映画・テレビ・舞台・演劇、各業界で活躍できる人材の育成を続けてきました。
素敵な作品との出会いや応援を目的に、初めての試みとなる「SHASENコンテスト」を開催し、
たくさんご応募いただいた中から審査した結果、こちらの作品が選ばれました✨👏
最優秀賞:『1歩先』
⻫藤 珠利明 さん
講評:
◆この写真から、被写体の二人だけでなく、撮影者含め3人の楽しそうな表情や笑い声が想像できます。構図やピントに捉われることなく、純粋で素直なあたたかい写真で素敵でした。
また、技術面でも撮影の時間帯や逆光をうまく利用しており、完成度も非常に高いと思います。
◆コンセプト通り、前ピン効果の影響で被写体の表情などを想像させる効果が働いている良い写真です。素人の方やアマチュアの方でも綺麗に写す事ができる現代においてプロフェッショナルの定義には斉藤さんの様に作者の言語(コンセプト)通りにカメラと言うメディアを利用する事が必須です。自然にその作業を熟せているので、その調子で写真を楽しんでください!おめでとうございます。
優秀賞(花):『情熱』
さゆさん
講評:
◆夏特有の綺麗な青空に白い雲、太陽に向かって咲き誇る力強いひまわり、写っている全てが夏の主人公であり、非常にストレートな表現で、見る側にも夏を感じさせてくれる写真です。
何と言っても、この色鮮やかさに目を惹かれました。
◆とっても綺麗に撮影された写真で素敵です。
夏の強い日差しをしっかりと感じる光と影を捉えています。技術面のお話をすると、写真全体を明るくしようとすると、青空が白く写ってしまうなんて事がよく起こるのですが、こちらの写真は「白い雲」「青い空」「黄色いひまわり」「緑の葉」「茶色い種の部分」とどれを取っても飛んでいる・潰れている事がないので素晴らしいと思いました。メインのひまわりにのみピントを合わせて、後ろはボケているといった図も立体感を感じますし、主役の向日葵が大きく目立ってしっかりと存在感を出しています。
優秀賞(ポートレート):『chuu』
北⼝ ⼀⾹ さん
講評:
◆女の子の唇に着目し可愛さを表現するにあたり、ただ可愛い表現を引き出すのではなく、顔を崩すという逆転の発想が面白かったです。赤いリップからは女性の強さを感じつつも、あどけなさが垣間見え、斬新でとても良かったです。
◆良いポートレートです!ファッション的な感覚が素晴らしいです。ガラスの写りこっみを抑えればもっと美しくかっこよくなったと思います。これからが楽しみです!
浅田政志賞(ポートレート):『ずっとこのまま』
羽賀田 夢叶さん
講評:
◆違う制服を着たふたりが夜桜を背景にマスクをして写している写真です。
この1枚を見ると、コロナ禍で過ごした青春の輝きが写っているように思います。
時代を写し取る一枚であると共に、二人にとってかけがえのない写真になる素晴らしい一枚だと感じました。
これからも頑張ってください。
受賞された皆様おめでとうございます!
今回は3作品を選ぶことになりましたが、応募して下さったみなさんの作品は、本当にそれぞれ素晴らしいものがあり、心動かされました。
是非、これからも写真を撮り続けて下さい!