瀬尾泰章さん 障害者の写真集の写真を担当
卒業生の瀬尾泰章さんが服飾デザイナー・鶴丸礼子さんの『鶴丸メソッド メディカルファッション』写真集の写真を担当されました。
鶴丸さんは高齢者や障害者らにオーダーメードの服を作る活動で注目を集めている服飾デザイナーで、『鶴丸メソッド・メディカルファッション』という名前の若い技能士を育てる施設を開設し、同名のファッションショーを開いたりされています。この度、同名の写真集を出版され、その写真を瀬尾さんが担当されています。
P93より引用
鶴丸さんの服を着て、自信に満ち溢れた
みなさんの姿を是非見ていただきたい。
瀬尾泰章
恋もすれば、おしゃれもしたい、好きな方はタバコも吸う。もちろんだ。
今回の写真撮影では、そんな当たり前のことを『当たり前なこと』だと再認識させてもらった。みんなポジティブだ。本当にポジティブだ。どうせ目立つなら、もっと目立ってしまおう!そんなことを言っていた。とことんオシャレして、とことん目立つ。
身体に障害がある人、ない人、みんなちょっとずつ違うけど、みんな同じ。みんな同じ日々を生きている。
フォトグラファー 瀬尾泰章
1980年広島県生まれ。日本写真映像専門学校卒業。2003年よりフォトグラファーとしてニューヨークを拠点に活動を開始。2007年に帰国後『ウラハラ藝大』代表を務め、当企画にて鶴丸礼子さんの活動の記録撮影を開始。現在は主にポートレート写真、広告写真、ドキュメンタリー写真などで幅広く活躍中。株式会社PG COLLABO取締役。NPO法人 Pacific Kids Mural Foundation理事(California)